ユピテルSG330をミニに付けた

OBDIIアダプタはマツダ(SW1/2/3をON)設定にして動作した。
バッテリー電圧や油温は取得できなかった。
ミニはディスプレイの切り替えで水温をバーグラフ表示させる事は出来るが、温度の目盛りはない。
OBD経由で見ると105℃位になっていた。
吸入空気温度は外気温が18℃位の時に25℃程度(50km/h走行時)と低かった。
インタークーラは前置きなので、そこそこ冷却はされるのだろう。
バルブトロニックなので負圧は上がらない。

電圧値の取得はOBDIIアダプタのバージョン?によって異なるらしい。
OBD12-M3は改善版とのことだが、それでも電圧は取得できない。
ジムニーの場合はオルタネータ故障が2度あったので、電圧を表示させていないと不安があった。
リビルト品に交換したが、それが2度壊れた。
しかし3度目のものは故障していなかったので、品質の問題だろうか。
リビルト屋さんは車両側に問題がある可能性が高い、交換しても又壊れるよと言っていたが、その予想は外れた。
ちなみに保証期間内で交換は全て無料だった。

ミニの場合は電流消費量が多いので、モニタしてみたい。
シガーライターソケットに入れる中華電圧計でも買ってみようかな、誤差は大きそうだけど。

通常走行時の消費電流は普通の車同様だが、キーのロックを解除すればある程度のシステムに電源が入る。
エンジン停止後もしばらくは電源が切れないので、バッテリーへの負荷は重い。
これは最近の車に共通した事で、その為かバッテリーは80Ahのものが搭載されている。

ハイブリッド車のバッテリー上がりの話題も多いが、バッテリー上がりの問題が出てきたのは充電制御方法による問題が最初かな。
減速時にオルタネータ電圧を上げて充電し、通常走行時にはオルタネータ電圧を下げる。
これによってモード燃費改善効果があるが、乗り方によっては充電不足が続いてしまう。
次にアイドリングストップ問題も出てきて、エンジン停止中の電気負荷が高価なアイドリングストップ機能搭載車用のバッテリーの寿命を削る。 アイドリングストップ車用のバッテリーは高速充放電特性を改善したもので、通常のバッテリーよりも価格が高い。
アイドリングストップで節約した燃料代が、バッテリー交換費用に消えていく。
バッテリーの寿命はカタログに謳われる項目ではなく、一方で燃費の数字は重要なのだ。

ハイブリッド車の場合はモータ駆動用バッテリーから12Vバッテリーを充電するので、制御がちゃんとしていれば12Vバッテリーが過放電になることは少なく出来るはずだ。 60プリウスだと12Vバッテリーが34Ahなので約400Wh、ハイブリッドバッテリーは1.1kWhあるので、12Vバッテリーの電圧低下は補える。 所がこれもハイブリッドバッテリーを使ってしまうと燃費データに影響する。
12Vバッテリーの容量を上げるとコストと車重に影響し、車重は燃費データに影響する。

バッテリーを長持ちさせるには、毎日とは言わないが補充電をすることだと思う。
それこそ電圧計を付けてエンジン停止時の電圧をチェックし、電圧が低下していたら車内で使える100Vコンセント⇒バッテリー充電器⇒シガーライターソケットから充電、なんて事が出来るのかな?

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