タイヤの空気圧はたまにチェックする。
空気圧モニタの付いている車なら常時監視が出来るが、ミニの場合はタイヤの異常をタイヤの回転数で検出するタイプなので、空気圧は分からない。
なお米国輸出モデルに関しては、米国の法律により空気圧をモニタする必要がある。
適正空気圧は車のどこかに表示されている。
ミニの場合は運転席側のドアを開けた所にある。
205/45R17 88W XLの場合はフロントが240kPaでリアが220kPaだ。
205はタイヤ幅、45は扁平率、17はホイールサイズ、88はロードインデックス、Wはスピードレンジ、XLはエクストラロードを示している。
XLとは高い空気圧によって耐荷重を上げることが出来るタイヤを示していて、欧州タイヤの多くはXL規格になっている筈だ。
XL規格タイヤの空気圧とロードインデックス(耐荷重)の関係は以下のようになる。
ロードインデックスが88のタイヤを240kPaの空気圧とすると、耐荷重は480kgと読むことが出来る。
ではXLではないタイヤだとどうか?
同じサイズのものが記載されていないのだが、88で480kgだと210kPa位になる。
XLタイヤの場合は1~2割位空気圧を上げる必要があるよと言うのは、こういう事なのだ。
純正装着タイヤがスタンダードタイプでロードインデックスが80、指定空気圧が200kPaだったとする。
この場合は耐荷重が375kgなので、このタイヤをロードインデックスが同じ80のXL規格のものに交換した場合は、空気圧を230kPaに上げる必要があることが分かる。
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