WiFiインタフェースの温度計が壊れた

WiFiインタフェースの中華温度計を何個か使っている。
その中の1台の、液晶表示が薄くなってしまった。

見えない事はないが、斜めにするなどしないとハッキリは見えない。
電池の減りが異様に早いので、どこかがショートして内部の電圧が落ちているのかも。
とりあえずは分解してみるのだが…
これってツメで嵌め込んである訳ではなく、接着か溶着だなぁ。

組み立てる時には接着するか、溶かしてつけるかしないとダメそうだ。
パネル自体は力を入れると、ペリペリと外れた。

ワンチップのCPUとWiFiデバイス、他にディスクリート部品やICも付いている。
これに液晶が付いて、温湿度と照度が測れる。
これはもう旧モデルなのか?余り売られていなかった。

温湿度だけのものだったら千円以下で買えるのだから凄い。

センサを見ると緑青が出ている。
ここは露出しているので、水分などで腐食しやすい。

歯ブラシを使って綺麗にした。

新しい電池を入れて電流を測る。
WiFiコネクトするまでは25mA程の電流が流れるが、少しするとマイクロアンペアオーダに下がる。
液晶部を付けてみると、何となくうまく行っていそう。

ところが徐々に液晶が浮いてきて接触不良になってしまう。
プリント基板と液晶はゴムのコネクタで接続されている。

最初はギュっと押さえておけば液晶は正常に表示していたのだが、そのうち駄目になった。
中を見てみると液晶の接着が剥がれていた。
液晶とパネル部分も接着されていて、それが剥がれたので位置が狂ってテンションがかからず、ゴムコネクタがピッタリ付かなくなってしまった。
悪あがきはしてみたが、何か面倒になってしまって…

基板を外してみた。
と言うのは簡単だが電池ボックスの金具がハンダ付けされていて、それを外さなければ基板が外れない。
基板を外すとセンサのコネクタがあり、センサ部分を外す事が出来る。

何か、例えば金具みたいなものを作って液晶を基板に抑えつけるようにすれば直ると思う。
直るとは思うのだが、適当な金具もなかったのでジャンク箱に放り込む事にした。

ベゼルを接着することで防水というか防滴効果を期待しているのかも知れない。
ただしセンサ部には穴が空いていて、それは照度を測るために必要なものだ。
温湿度のみであればスリットや小さな穴でも良いのだろうが、光を取り入れるにはある程度の面積がないと指向性が出てしまう。
アクリル板でも貼ってあればとは思うが、価格を考えると贅沢は言えないか。
使い捨てとまでは言わないにしても、安いものだから。

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コメント

  1. ほえほえ より:

    同じメーカーのLED表示で現在時刻や温度、湿度が判るタイプのを持っていますが、自分のはWiFi部が壊れてデタラメな時刻表示になってしまいました。
    2~3年持ったと思いますが諦めています。

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