車検を受けてきた

先日湘南車検場に行って来た。
動画でも話しているが、車検場付近の道路が混んでいた。
ウチから平塚付近までは1時間もかからないのに、国道1号から車検場に行くまでに30分以上かかった。

テスター屋に寄らずに検査を受けたが、不具合箇所は指摘されなかった。
レーンは4つあり、4番に並ぶように指示された。
速度計測やブレーキテストは4WD用?になっているのかな?一応DSC(トラクションコントロール)はOFFにしたのだが、ONのままでも検査は受けられたのかも。
自分で調整というか確認したので不安はあったが、ライトも大丈夫だった。

この日は雨が降っていたので、ライトの検査の前にヘッドライト部分の水滴を拭くようにと言われた。
水滴が付いていると(水滴の屈折などで)検査に落ちる車があるからだそうだ。

国庫分は検査手数料が500円+重量税が24,600円、NALTEC分は検査手数料が1,400円+技術情報管理手数料が400円の合計26,900円だった。
これに自賠責の17,650円がかかるので、総額は44,550円となる。
自賠責は17,650円を払うが、3割近くを保険屋に手数料として取られてしまう。
車検証のディジタル化やマイナンバーカードもあるのだから、税金同様に国が直接管理・運営すれば国民負担は減る。
勿論車検屋が代行する場合は手数料が必要だが、自分で手続きをするなら手数料分を引くような仕組みでも良い。

検査の手数料は2,500円かかっているわけだが、設備償却や人件費を考えたら安いと思う。
1台あたり5分かかったとして、1時間に1レーンあたり12台くらいしか検査が出来ない。
それで得られる手数料収入が12台×2,500円=3万円しかないわけだし、これが全て検査ラインの費用に充てられるわけではない。

ジムニー(18年超なので重量税は8,800円)の車検をコバックで受けると、法定費用を含めて5万円弱ではなかったかと思う。(多少の付帯作業代などがあるので)

だから自分でやれば、少なくとも支払金額は安く済む。
ジムニーの時だって沼津に持って行けば安く出来たのだが、結局面倒になってコバックに頼んでいた。
ウチの場合は車検場まで距離があるので、車検屋に頼んでしまった方が楽なのだ。
それに手間というか、24ヶ月点検の手間を考えたら、決して高いものではない。
コバックでもパッドの残量やゴムブーツの破れは見てくれるが、イグニションプラグやエアクリーナやチャコールキャニスターは見ていない。

車検屋に全て任せれば車両の状態は余り気にしなくなる。
ジムニーの場合はそれなりに点検や整備が必要ではあったが、自分で検査を受けようと思えば一通りの点検はすることになる。
整備はプロに任せるべきだと、確かにそれが最良ではある事は間違いない。
ただし信頼できる整備工場に任せる、と言うことで。

コバッククラスの格安系車検屋よりもユーザ車検の方が車の状態は把握できるというか、把握せざるを得ないのは全ての責任が自分にあるからだ。
ただ車検に受かったから車が完璧かと言えばそうではないので、その点勘違いしてはいけない。

今は余り受ける人がいないと言われる12ヶ月点検、その内容は下(コバックの場合)になる。

1と24は同じ、4と5は電動パーキングブレーキでは無し、14はATなら無し、17は長寿命プラグで省略可能、18は通常省略、19はDIなら無し、21は省略可能だ。

分解整備という所ではブレーキパッドの状態点検くらいだ。
これも厳密な意味では分解整備に該当しない(状態を目視するだけでキャリパーを外さない場合)が、ブレーキ系は触った時点で分解整備と規定している整備工場もある。
ドラムブレーキの場合はドラムを外すので分解整備になる。
勿論自分の車を自分で分解整備するのに資格は不要なので、好きなだけ分解すれば良い。

年に一度はエンジンルームも掃除して、ついでにブレーキ関係もチェックしておけば12ヶ月点検の面倒な部分は終わったも同じようなものだ。
冬タイヤが必要な地域では、タイヤの交換時にブレーキ周りを点検しておくのが良い。

ジムニーはオイルフィルタの所からのオイル漏れがあったが、結局直さなかった。
手の入りにくい場所で整備しにくかったし、ポタポタしたたり落ちるほどではなかったからだ。
ATのオイルパンとミッションの間からもATFがにじんでいたが、これはATF交換時にガスケットも交換したのでしばらくは大丈夫なはず。
増し締めすれば漏れないのか?ある程度時間が経つと漏れるのか?液体ガスケットも併用したら漏れなくなるのか?謎である。
なお液状ガスケットはATF耐性のあるものを使う必要があり、エンジンのオイルパンに使う液状ガスケットは使えない場合がある。

昔ソアラに乗っていた人がATFがにじむと言っていた。
ATF温度が上がるような走り方を繰り返すと、どうしてもオイルパンが濡れるのだそうだ。
いったん漏れ始めるとガスケットを交換しないと漏れは止まらないと言っていた。
ジムニーも連続登坂走行だとATF温度は上がるはずなので、このあたりが影響しているのかな。

ジムニーに今も乗っていたとしたら、ロービーム検査をどうクリアするか悩んでいたと思う。
手っ取り早いのはプロジェクタタイプのH4型LEDバルブに交換することかな。
オイル漏れに関しては、車を止めておいたらシミが出来た、位の漏れだと問題だがそれ以下だったら車検も通る。

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