CrightonのCR700Wは2021年に発表された、2ロータのロータリエンジンを搭載したバイクだ。
生産台数は25台とのことなのでプロトタイプ的な感じだったのかも知れない。
写真ではロータが幅広に見える。

単室容積345ccの2ロータで、10,500回転時に200馬力以上を発生する。

吸排気はペリフェラルポート、エキセントリックシャフトを水冷とすると共に排気ポート周りにインコネルを使うことによって高温耐久性を高めたそうだ。
イグニションプラグは幅広ロータに合わせ、横に2本並べている。
ロータの幅を広げることで燃焼室形状をスクエアに近づけようとしている。
マツダのロータリエンジンは燃焼室が細長く扁平なものであり、回転方向に対してイグニションプラグを2本使用する。

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