ASUSのルータが壊れた

IPv6接続にはヤマハのルータを使っていて、v4接続にASUSのルータを使っていた。
v4接続の方はWebカメラや一部のPCで使っているのだが、カメラのエラーが出た。
カメラの画像が10分間F&Fサーバに伝送されないと、サーバ側でカメラのエラーを知らせる仕組みだ。

最初はカメラがおかしいのかと思った。
カメラのハングアップなら電源の再投入で直る。
なのでスマートコンセントでいったんOFFにし、その後ONにしたがエラーは消えなかった。
カメラ自体が壊れたとか?
そう思ってローカルで見ると、カメラは正常に動作している。

カメラの画像が正常なのにエラーが出ているという事は、画像を送るFTP設定が壊れた?
この時点でも未だカメラを疑っていたのだが… 更に調べてみるとルータの接続が切れている。
ルータのPPPoE接続が切れると、カメラの画像をF&Fサーバに送ることが出来なくなり、F&Fサーバでは画像が来ていないよとアラートを出す。

ルータがハングアップしたのか?
今まで安定に動作していたのに珍しいなと思い、電源を入れ直してみた。
電源を入れるとスタートアップのシーケンスは走る(LEDの点灯具合から見て)ようなのだが、その後はLEDが消えてしまう。
ルータへのアクセスも出来ないので、ルータのルータとしての部分が動いていない事になる。
このルータは結構温まるのでヒートシンクを付けていたのだが、それでも壊れたか。
いや、熱で壊れたわけではなく経年劣化かも知れない。
HUB部分は生きているのだが、ルータ部分が壊れている。

ケースに穴を開けて取り付けたヒートシンクは、内部のヒートシンクに密着させるように付けていた。
内部には3つのヒートシンクがあって、中央のものがより高温になる。
写真中央と左側のヒートシンクが無線部で、右がロジックだろうか。
全てを冷やせば良いのだが、とりあえず一番温度の上がる部分に放熱器を付けた。
筐体内の温度は幾分下がるだろうから、他の部分も(何もしないよりは)冷えていたと思う。

壊れたものは仕方がないので、以前に使っていたNECのルータに交換した。
NECのルータも結構温まるので、ASUSのルータから剥ぎ取ったヒートシンクを貼り付けておく。
ルータ筐体の材質は不明ながら、熱伝導性プラスチックみたいなもので出来ているのだろうか。
熱伝導性プラスチックと言っても熱抵抗は様々なのだが、タルクや酸化チタン含有プラスチックだと多少熱伝導性が良くなる。

ASUSの基板に付けられていたヒートシンクは、ケースの形状に合わせて斜めにカットされている。
小さなヒートシンク2つは同サイズなので、それをひっくり返しに付けるとフラットになるし、チムニー効果も期待できそうだ。
ルータとヒートシンク、ヒートシンク同士はASUSルータに使われていた熱伝導性シートをそっと剥がして再使用した。
黒い紐状のものはゴム紐で、これでヒートシンクとルータをくっつけている。
1時間ほどして温度を測ると、ヒートシンク部で45.2℃だった。

今ひとつ冷えが悪いので、更に大きなヒートシンクを貼り付けた。
これで触ってもほぼ熱さを感じなくなった。
小さい方のヒートシンクが34℃で、大きい方が28℃(室温は24℃)だった。

直接デカいヒートシンクを貼れば良いのだが、ルータの発熱部分が少しへこんでいる。
ここだけ材質が違うのかどうかは不明だ。
へこみを測ってみると0.8mmだった。
1mm厚くらいの導熱シートを挟めば丁度良いのだが、ASUSのルータから剥ぎ取った導熱シートは0.5mm厚で足りない。

引き出しの中を探してみると1mm厚のもの(濃いブルー)があったが、サイズが小さい。
他は0.5mm厚なので、これを重ねることにした。

0.5mm厚のものは両面テープタイプなので、熱抵抗が大きいかも知れない。
下の写真のように並べて貼り付け、これをルータにゴムで抑えつけた。

これでヒートシンクの温度は33℃位なので、まあ良いかな。
以前に使っているときには、小型ヒートシンクに小さなファンを付けて強制空冷にしていた。
動作温度範囲は0℃~40℃になっているので、熱くなって壊れるものではない(と、思う)。

使用温度範囲と言えば、エレコムのACアダプタは使用温度範囲が-10℃~25℃となっている。
筐体が小さいので放熱に無理があるのか?或いは仕様の誤り(誤記載)なのか?

対応機種USB Type-C(TM)ポートからUSB Power Delivery (65W)およびオプション規格であるPPS(Programmable Power Supply)の規格内で充電可能な端末
定格入力電圧AC100V~240V、50Hz/60Hz
定格入力電流1.8A
定格出力電力最大出力65W、PPS最大出力65W
定格出力電圧5V/9V/12V/15V/20V、PPS出力5V~16V/5V~21V
定格出力電流5V時3A/9V時3A/12V時3A/15V時3A/20V時3.25A、PPS出力5V~16V時3A、5V~21V時3.25A
外形寸法幅約45.2mm×奥行約38.1mm×高さ約43.8mm
重量約98g
カラーしろちゃん(ホワイト×ブラック)
使用可能地域日本
保証期間1年間
コネクター形状USB Type-Cポート×1
コンセントプラグ仕様90度スイング構造
使用温度範囲-10℃~25℃
法令◇PSE 特定電気用品

ルータの予備があったから良かったが、予備がなければWebカメラの設定を変えるなど面倒なことになっていた。
ルータ交換後はPPPoEの設定をし、WebカメラのIPアドレスに対してのフィルタを設定した。
これを行わないと中華(たぶん)からの不正アクセスで、カメラの設定を変えられてしまう。
パスワード云々の話ではなく、バックドアがあるみたいだ。
カメラは中華サーバに自分のIPアドレスやポート番号を送信していると思われるので、F&Fサーバに対してのみしか通信を許可しない設定を加えておく。

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