ISTAでエラーメモリを消去する

ISTAで故障メモリを読み出すと、コーディングの痕跡だとかアンサーバックユニットを付けた時にBDCのコネクタを外した痕跡が表示される。 コネクタを外したりしてエンジンをかけると、IOがエラーになったり通信が出来なかったりする。
それが記憶されているというわけだ。

車両情報の画面で黄土色に表示されているユニットにエラー記録がある。
この26個のエラー発生時の走行距離と内容を見ると、コーディングの痕跡と思われる。
そこでこれらを消去することにした。
消去して再度車両診断を行うとエラーはなく、全てのユニットが緑色になる。

故障診断やメモリ消去や設定変更は(通常の工場やディーラでは)ISTAで行う。
コーディングやVO変更なども可能なサードパーティ製のソフトもあるが、基本的にはISTAを使う。
整備工場などでのISTAによる診断は5千円〜2万円位で行って貰える。

故障内容は日本語で表示されるので、書かれていることは分かる筈だ。
しかしそれが何故メモリされたのか?その時に何が起きたのか?或いは起きる可能性があったのかなどは、ある程度の知識が無いと判断出来ない。 ただBMWに乗られている方は、故障診断等々で持っていた方が良いと思う。
いつまで無料でダウンロード出来るか分からないし。

私がインストールしたものは4.39.20で2023年版だが、最新はたぶん4.47.3だと思う。
バージョンが新しくなると新車種への対応などの変更が行われる。
2024年版の4.47.3はeBayで買うと4万円位する。
PCを含まない、ハードウエアも含んだ正規品は25万円位で売られている。

汎用のOBDテスターやアナライザでも診断は可能だが、車両の固有情報などは当然表示されない。
ISTAだと故障診断と簡単なアドバイスも表示させることが出来る。
インストール済みのPC(中古PCにISTAをインストールしたもの)がヤフオクなどで売られていて、整備工場などではそれを買って来るらしい。 整備工場は整備が本職で、ソフトのインストールなどに時間は使っていられないだろう。


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