HONDA CITYの汚れたエンジンを洗っている動画。
水をかけているように見えるのだが、どうやら洗浄剤らしい。
カムカバーとオイルパンを外し、ブラシで清掃した後に洗浄液で汚れを流している。
他のいくつかの動画でも水溶性の液体(多少粘性があるように見える)をかけて少しブラシで擦り、そのあと水洗いしているものがあった。
たぶんアルカリ洗剤ではないかと思うのだが、特に説明はされていなかったのでどこにでもあるようなものなのかも。
別の動画では軽油をかけているものがあるが、軽油をかけただけでは中々汚れが落ちない。
それに給油ノズルからかける事はないわけで、これはネタ動画かな。
遅効性フラッシング剤は殆ど効果がないし、即効性フラッシング剤でも落とせる汚れは限られている。
スラッジが沢山溜まっているエンジンは、何度フラッシングしても汚れは中々落ちない。
下のものはエンジンクリーナとかキャブクリーナ的なものではないかと思うのだが、カムカバーを外して直接スプレーしている動画がある。
オイル焼けもスラッジも剥離するような感じで落ちるので、洗浄力としてはそこそこ強力なものなのだろう。
この動画はちょっと不自然で、オイルパンを外すとオイルが湧き出してくる。
一体どれだけオイルが入っていたのか?
AIが作った動画なんじゃないのかな。
米国ではエンジンオイルを交換しないで3万マイルも走ってしまう人がいるとか。
オイル交換サイクルが長くなって、オイル交換のインジケータも無視して、HLA(Hydraulic Lash Adjuster)から音が出だしたりVVT(Variable Valve Timing)が動作不良になって、整備工場に持ってくるのだそうだ。
その時の走行距離が3万マイル~5万マイルというわけで、オイル交換なしでも結構走れる事が分かる。
日本でも同じような傾向にあって、乗りっぱなしの人が増えているとの事。
米国だとホームセンターのPB商品やLIQUI MOLYのフラッシング剤が多く出回っているが、”そんなものでスラッジは取れないよ”みたいな記事や動画が沢山ある。
一方で整備工場では「フラッシングは必ずやらないとエンジンが壊れる」くらいの言い方でフラッシングを行わせ、$50~$70を請求するそうだ。
なお一部自動車メーカは、フラッシング剤の使用で保証が切られてしまう。
下は、スラッジ蓄積の改善はDIYでは無理、整備工場に相談しろと書いている。
Avoid DIYGiven that engine sludge buildup often needs the engine to be dismantled to get to the heart of the problem, it’s not a good idea to try and fix the problem yourself.
エンジン内部ではなくエンジンルームの洗浄だが、こちらはアルカリ洗浄液で洗っている。
昔私もやった事があるが、汚れが簡単に落とせてエンジンルームが綺麗になる。
エンジンブロックや足回りなど、油分やグリスも綺麗に落とせる。
ただし洗浄液を良く洗い流さないとアルミ部分などが腐食するので、たっぷり水をかけて洗い流す。
そのあとで必要なところをグリスアップすると、スチーム洗浄並みに綺麗になる。
空冷エンジンのポルシェは強力なファンでエンジンを冷やしている関係か、エンジンルームが薄汚れてくる。
奥の方は手も入りにくいので綺麗にするのが大変なのだが、エンジンクリーナを使ってアルカリ洗浄剤を吹き付けると擦らなくてもある程度綺麗になる。
工業用洗剤は用途に合わせて色々ある。

整備工場でオイル交換を勧めても、「軽自動車だからいいよ」とか「古い車だからいいよ」と断られる事が多いそうだ。
一昔前はガソリンスタンドでオイル交換を勧められて高額請求される事が良くあり、その頃の記憶?が高齢者をオイル交換から遠ざけている、みたいな話は嘘なのか本当なのか?
実際問題として3年間オイル交換をしなくても壊れない訳だし、不調になったらオイル交換するよという人がいるのも分からないではない。

下は工業新聞や振興会などに掲載されるポスターだけれど、ちょっと分かりにくい。
オイルフィルタ屋の広告なので仕方がないのかも知れないが、左のものは「オイルフィルタを交換するとオイルがサラサラになる」と読める。



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