缶入りオイル色々

ヤマハとスズキのオイル、ブレーキフルードかと思ったら違った。
ブレーキフルードもあったと思ったのだが、ジムニーで使ってしまったかも。

車検に向けた整備の一つとしてブレーキフルードを交換する。
私は2年に1回の交換が必要なのかなと思っていたのだが、最近は4~5年ごとに交換する例が多いのかな?
新車から初回の車検時には交換せずに2回目で、その後は車検2回ごとに交換する感じで。

今回使うのはレーシングギアのものだ。

レーシングギアのフルードは新品時にほぼ透明なので、古いフルードとの入れ替わりが分かりやすい。
全輪の交換で約1リットル使う。
ついでにスカイウエイブのブレーキフルードも交換しておこうかなと思い、一応2本用意した。

BMWはワンウエイバルブや負圧式の使用が推奨されていない。
ジムニーの時はペダルを踏んで貰ったり、写真のシリンジの大きいヤツで抜いたりした。

このシリンジの大きいヤツは汎用のもので、エンジンオイルだとかATFを少し抜いて汚れを見るのに便利ですよ、みたいなものだ。
オイルシリンジみたいな名称で売られている。
注射器型のものはピストンを引っ張ると抜けてしまうが、これはストッパに当たって抜けない。

これはオイルの色をチェックする目的のものなので、ピストン部に新品のオイルが入れられるようになっている。
ピストン部に入れたオイルと色を比較しましょうという事なのだが、その分ストロークが短くて自動車のブレーキフルード交換にはちょっと使いにくい。
スカイウエイブの場合は少し抜けばフルードが入れ替わるので、このシリンジで十分だ。

加圧式チェンジャーは以前は安かったのに、円安などもあって1.5倍以上の価格になっている。
実はこれ、夏前くらいに買っていて1.2万円位だったような気がする。
中華製の安物は圧力を逃がすためのバルブが付いているそうで、中華製で良かったかな。

POWER BLEEDERは圧力逃がしが付いていない。
中華製をAmazonで買うと少し高い。

構造は単純なものなので中華製でも良いと思うし、何なら加圧式噴霧器の先にブレーキフルードリザーバタンクに合うアタッチメントを付ける(ここだけ買う)のでも良い。

加圧式噴霧器はウチでも使っているが、結構信頼性が高い。
外に置きっぱなしで、使用期限(圧力ものなので使用期限がある)は過ぎているのだが、破損部位もなく今も正常に稼働する。

リザーバタンクに付けるアタッチメントはPOWER BLEEDER付属品はプラスチック製なのだが、金属製のものも売られている。
下の写真のものはエア用のワンタッチコネクタが接続出来る形状だ。

POWER BLEEDERはビニールホース?だが、中華製はシリコンホースかな?中華製の方が使いやすかったりして。

アタッチメントは欧州車はほぼ同じサイズ(規格)だが、国産車の場合はメーカや車種によって異なる場合があるので注意が必要だ。
三菱と日産が同じサイズだったかな、テスラはモデルによってそれぞれ異なる。

BMWの場合はDSCのユニットにエアが入ってしまうと、ツールを使ってDSCのポンプを強制稼働させないとエアが抜けず、なので加圧式でやりなさいとなっている。
ショップによってはDIYでブレーキフルード交換は出来ませんと書いているところもある。
自分でフルード交換をして、エアを噛み込んでブレーキが利かなくなりました、みたいな問い合わせがあったのだろう。

BMWに限らずで最近のESC搭載車は、ABSにユットニエアが入ると厄介なものがある。
BMWでもエア抜き自体はツールを使えば出来るのだが、ブレーキフルードを結構使うとかで、非効率なことは間違いない。

ツールを持っていない場合は、実質的に走行出来なくなる。
そうなるとツールを入手するか或いは整備工場まで車を運ばなければいけないが、ブレーキが利かなければ自走が出来ないので厄介だ。

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