ATFやその他の部品を注文した。
前回同様アイシンのATW+だが、缶のデザインが変わっている。
価格は2018年当時の約9千円が、現在では1.4万円になっている。
オイルは原油価格の上昇などもあるだろうから仕方ないとして、ガスケットやストレーナの値上げは何なんだ?
ガスケット(24784-81A10)は1,950円が約5千円に値上げされている。
ストレーナ(26570-81A11)は4,950円が約1.2万円だ。
ストレーナのOリング(26572-75F10)は100円→130円になっている。
今回は少しオイルにじみの見られるホースNo4(22934-81AH0)も交換しておく。
ホースに汚れが付いているので、多少漏れているのだと思う。
ゴムものなので経年劣化もあるだろうし、あとで交換するのも面倒&亀裂でも入って走行不可能になったらもっと面倒なので、予防的意味も含めて交換しておく。
ATFは3.9リットル位入っているが、ドレンプラグから抜くと1.5リットル程度しか抜けない。
1.5リットル抜けたとすると約4割の交換率になる。
2回目の交換では4割が新しくなったATFが、さらに4割だけ新しくなる。
こうして7回、合計10.5リットルを交換すると新油率は97%になる。
13回繰り返して19.5リットルのオイルを使うと、新油率は99.8%を超える。
ポンプによる循環だと、古いオイル3.9リットルと新油10.5リットルが交ざった比率なので、新油率が約73%位になる。
抜かないで混ぜるので交換率は悪くなる。
最初に1.5リットルを抜いてAT内のオイルを2.4リットルに減らしておくと、循環交換での新油率は81%になる。
最初に1.5リットルを抜いて、19.5リットルのATFを循環させると、新油率は89%になる。
自動ATF交換機では交換率を上げる工夫が色々されていて、新油を圧送して排出されるオイルを循環させるのではなく、最初の数リットルはそのまま捨てるなどの制御がされるものがある。 トルコン太郎は新油を入れながら、吐き出されるオイルを捨てる。
これにより(能書き的には)1度の作業で交換率70%を誇るという。
交換後は循環モードとなり、フィルタを介して新油に混じって運ばれてきたスラッジを除去する。
その後もう一度圧送交換し、更に循環洗浄を行って20リットル程度のオイルを使うところが多いようだ。
走行距離が5万km以上ではオイルパン脱着+ストレーナ交換を合わせて行うところが多い。
この場合は普通車での費用が8万円位となっている。
ストレーナが意外に高額で、車種によっては2万円以上にもなる。
軽でもジムニー用は1万円以上だし、ダイハツ8千円、ホンダも車種によるが8千円前後、マツダとトヨタは安い。
audiやVWの方が安かったりで、ガイシャの部品は高いとは言えなくなってきたようだ。
走行距離3万km以下の軽自動車で、オイル使用量10リットルの場合は3万円前後の価格だ。
ただ添加剤を入れましょうとか、良いオイルを使いましょうとかの営業を断った場合である。
2回の圧送交換作業での交換率は9割以上とされている。
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