これまでは固形ワックスのリンレイGガードを使っていた。
撥水性も良いし耐久性も悪くないのだが、固形と言う事で多少の手間はかかる。
得にスポンジが古くなってくると塗った時の伸びが余り良くないのと、拭き取りも新しいタオル面を使っていかないとうまく行かない。
そこで液体ワックスであるLOOXレインコートを使ってみる事にした。
これはスプレーして吹き上げるだけなので、固形ワックスから比較すると非常に簡単だ。
塗っているという感じがなく、まさに水滴を拭い取っているのと変わらない。
これでいいの?これで塗れているの?という感じである。
まずは塗面に付いた汚れや古いワックス分を落とす。
いつも使っている超鏡面用9800という液状のものだ。
前方から見てボンネットの右側にレインコートを、左側にGコートを塗る。
レインコートは濡れた状態のボディにスプレーしても良いそうだが、今回はコンパウンドで磨いた後の乾いたボディに行った。
気温の下がる夕方(それでも約28℃)に塗布した。
塗ってみたのだが艶も含めて違いが分からない。
白い部分ではダメかと言う事で屋根(黒)の所にも塗ってみたのだが、それでもよく分からない。
若干Gガードの方が艶がある(黒く見える)かなという程度だ。
レインコートはシュッとスプレーして付属のタオルで拭き取るだけ。
スプレーした量の9割くらいは拭き取っている感じだが、固形ワックスも似たようなものか。
Gガードは拭き取り後に塗面がツルツルになるが、レインコートはツルツルにならない。
ボンネットに乗せたタオルが滑り落ちるか落ちないかくらいの差がある。
時間が経つと変わるかなと思ったが、塗布後4時間ほどして確かめてみたが同じだった。
12時間以上経過した翌朝に2度目の塗布を行った。
レオンコート側は滑りが悪く、塗りが”重い”。
Gガード固形はするすると気持ちよく塗る事が出来た。
ツヤの差はもはや分からない。
3時間ほどして3回目を塗布した。
簡易コート剤のいくつかは3回塗りを推奨している事もあり、今回は3回の重ね塗りとした。
Gガードは重ね塗り効果はないと思うが、条件を揃えるためにこちらも3回塗った。
3回目の塗布から1時間ほどして、塗面の滑り具合を確認した。
小さなボール紙の箱をボンネットに置いてみた。
レインコート側は指で押さないと落ちていかないが、Gガード側はすぐに滑り落ちてしまう。
塗布から3時間ほど経ったので、水をかけてみた。
画像右側がレインコートで左側がGガードである。
(音量注意)
表面の摩擦係数の違いからか?Gガードの方が撥水性が良いように見える。
エアで吹き飛ばす時も、Gガード側の方が水玉がどんどん無くなっていく。
そこで水玉を見てみる事にした。
Gガードの水玉
少し大きな水玉
レインコートの水玉
少し大きな水玉
凄く大きな違いではないが、Gガードの方が水はじき性が良い事が分かる。
人口セーム革で拭き取る時は、Gガード側の方がツルツルしているので拭きやすかった。
約1ヶ月が経過したので動画を撮ってみた。
撥水性に関しては殆ど差がない。
動画の圧縮レートを上げている(容量の問題)ので、見やすくはない。
WordPressはデフォルトの動画容量が余り大きくない(設定の変更は可能だが少し面倒)ので、圧縮率を上げないと動画を貼り付ける事が出来ない。
1.5ヶ月経過時点で写真を撮ってみた。
洗車前に水をかけた状態で、ボディが汚れていると多少差が出るかなと思ったが、殆ど差はなかった。
Gガード側、撥水性は保たれているが当初より悪くなってきた。
LOOXレインコートもほぼ同じだが、多少Gガードより良い感じがする。
洗車後の写真がこれである。
Gガード
LOOXレインコート
少なくとも1.5ヶ月経過時点で撥水性に差がないので、このあと塗布から3ヶ月経過した状態はYoutubeで公開する予定だ。
整備に関しても動画の方が分かりやすい部分は多々あるので、Youtubeで動画を公開する事が増えるかも知れない。
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