ミニのオイルフィルタを交換するには、オイルフィルタの蓋を対辺32mmのレンチで外す必要がある。
32mmのソケットは手持ちが2つあったのだが、いずれもフィルタの蓋を外すのには適さなかった。
下の写真はインパクトレンチ用のソケットで、何に使うために購入したのかは既に忘れてしまった。
日立のマーク?が刻印されている。
対辺の長さは32.1mmと、オイルフィルタキャップにピッタリと嵌合する。
写真を撮る時に位置が少し動いてしまったが、レンチの最も狭い所の寸法を測っている。
フィルタのキャップにかぶせるとこんな感じ。
一見するとこれで良さそうなのだが…
何しろデカいので車体のフレームに当たってしまって使う事が出来ない。
斜めにしようが何をしようが、フィルタの蓋が車体に付いている状態では嵌合させる事が出来ない。
差し込み角が3/4なのでエクステンションを付けるにも、変換アダプタを付けるにも巨大になる。
もう一つ薄型のものも持っている。
SIGNET 13135と印字がある。
寸法は32.35mmくらいで、すこし緩い感じだ。
緩いので余計に滑りやすいというか、回すと抜けてくる方向にトルクが発生する。
オイルフィルタキャップ側のネジ部分上部が斜めにカットされているからだろうか。
これは薄型のものなので、フィルタのキャップに入りきらない。
フィルタのキャップは樹脂製で金属ボルトのように角がシッカリしていない。
使えない事はないが、安易に力を加えると滑ってしまう。
差し込み角が1/2なので、変換で3/8にするか1/2のエクステンションを使う必要がある。
これでも寸法的には結構ギリギリで、エクステンションがフレームに当たる。
そこで中華のプレスものを買ってみた。
オイルフィルタ用として売られているものだ。
プレスものなので精度は悪く、32.7mmと幅が広い。
嵌合させても結構ガタガタなのが難点である。
これは未だ使ってみていないので、次回のオイル交換時に試してみる。
フィルタのキャップにはすっぽりはまる。
差し込み角は3/8なので細いエクステンションが使える。
車の下のアンダーカバーのオイルフィルタ交換用開閉部を開けるとこんな感じで付いている。
オイルフィルタの蓋が少し斜めになっているので、エクステンションはフレームに近い部分を通す事になる。
赤矢印がフレーム部分で、フィルタの蓋からここまでの距離が近いので、インパクト用のソケットはどう頑張っても入らない。
水平方向にも近いが、高さ方向も近い(写真では分かりにくい)ので、出来るだけ小型で薄いソケットが必要になる。
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